Life is a Journey

旦那と子供と猫、家族みんなで夢のオーストラリア移住!! 母ちゃんの人生旅記録!

オーストラリアで仕事ゲットした父ちゃんの物語

いつも動画のご視聴などなどありがとうございます✨

今後は動画の裏話やより詳しい内容をここに残していこうかなと思います('ω')

さてこの動画でご紹介した通り、

youtu.be

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英語力はまだまだな父ちゃんが仕事をゲットしたというお話。

 

まずは職探し

オーストラリアに来て半年、英語力ゼロだった父ちゃんが半年間学校通ってやっと英語にも慣れてきたところで仕事探しがスタートしました。

 

父ちゃんの日本での職歴👇

・専門学校勤務(舞台演劇のセットなどを作るコースの先生)

・お庭やベランダのウッドデッキ専門会社7年

・家業である建具屋を手伝いつつ個人でウッドデッキの施工2年

 

こんな感じで、もう職人一本でやってきた父ちゃん。自信がある大工関連の仕事にどうしても就きたいと思ってました。(それが目標でもあったので)

 

職探し開始

オーストラリアの職探しの定番、SEEKやIndeedを使って大工職を探しました。大工はオーストラリアの人材不足リストに入ってるほど今人手が足りておらず、たくさん求人が出ていました!…が…

どれもフルタイム求人!

飲食店のように長い営業時間の中の朝シフト・夜シフトなどはなく、基本早朝から15時16時までの仕事がほとんどでした。12:45~17:00まで学校の父ちゃんはどうしても12時までしか働けない…そこがネックになってきました。

「フルタイムじゃなきゃダメ」と言われたらそこまでですが、とりあえず応募するだけ応募してみよう。決めるのはむこうだ!精神でフルタイム募集は無視して応募することにしました!!

はじめての履歴書とカバーレター

とりあえずまずは履歴書を作らなきゃ!ってことでネットで英語の履歴書の書き方を見てその通りに作成しました。日本の履歴書のようなフォーマットは特にないのでワードに打ち込んで作成します。

驚いたことは「性別・年齢・顔写真・家族の有無」などの情報を書かないのが普通、ということ。日本だと必須項目ですよね。職歴や学歴、スキルなどを簡潔に書きます。

 

それに加えてカバーレターという、挨拶状…送付状のようなものでこれに目を通してから履歴書を見られることが多いらしく、カバーレターが魅力的でなければそこで落とされてしまう可能性があるらしい…!これもネットで検索すればテンプレがたくさん出てくるのでそれを参考に作成しました。大工歴が合計9年あって即戦力になれること、学校があるのでお昼までしか働けないなど、正直に記載しました。

英語力は正直まだまだですが、そんなん面接で判断してもらおうってことで、作った履歴書とカバーレターを母ちゃん(私)チェック→語学学校の先生に添削してもらい、完成させました。

 

最後に今までの父ちゃんの仕事っぷりがわかる、過去の施工写真をまとめた写真集も添付することにしました。

 

とにかく応募する!

現実的に通えそうな範囲の、まずはウッドデッキ専門の会社に応募しました。数日経っても音沙汰なし…が続き、ウッドデッキに絞らず大工関連の会社に多数応募しました。

 

さっそく1社連絡が!

見知らぬ番号からの電話… 絶対どこかの会社だ!と思いさっそく出てみるも

「*”#%!’ ”’%$+”‘>‘<?」

( ^ω^)・・・全然言ってることがわからない・・・💦学校が何時から何時までなんだと聞かれた答えはしたんですが、その後の内容がちんぷんかんぷん💦💦

電話の後、正直に「自分の英語力が低くて申し訳ないが今の内容をテキストで連絡もらえないか?」と言ってみたものの、その後連絡は来ませんでした。電話でのやりとりは対面より数百倍難易度が高いと思います。

わかってはいたものの、英語力がないとどうにもならないと落ち込む

とりあえず面接さえしてもらえれば、人柄やヤル気も伝わるし…!なんて思ってはいたものの、面接の日程調整する電話でのやりとりがこんなに難易度が高いとは。ただ落ち込んでても仕方ないのでどんどん切り替えていきます。

 

やっと一社から面接の調整が!

電話でなんとか話ができて、面接のチャンスができました!父ちゃん、人生で初めての英語での面接に挑戦です。会社に着くと優しそうなおじいちゃんが出てきました。「まぁそこらへんに座って~」といったラフな感じ。

少人数で運営しているアットホームな会社でした。さっそく履歴書に添付した過去の施工写真集を褒めてもらいました✨(効き目バツグン)その後詳しく学校のスケジュールなどを聞かれ、終始和やかムード。

「英語なんて、今の時代翻訳機能もあるんだからダイジョーブでしょ!!」と言ってくれる優しい社長でした。

結果はまさかの採用!!英語力はまだまだですが、技術を見てくれました。

 

さっそく勤務開始、しかし…

さっそく勤務開始です。日本では長い職人歴があるものの、オーストラリア流がわからないのでまずはその研究から。工具の名前ひとつも呼び方が違うので「○○取って!」と言われても「へ??どれ??」となる。

それも「今は勉強中!しばらくは仕方ない精神」でなんとか一週間を乗り切りました。ちゃんとお給料も振り込まれていて安心しました(オーストラリアの仕事は週払い・2週ごとの支払いが多いみたいです)

12月中旬に入社して2週間でもうクリスマス・年末休暇に入りました。会社・職種によりますが大体のお店や企業はクリスマスはお休み。(スーパーも閉店!)

「じゃ、また年明けにね。3日からスタートだからまた連絡するね」と言われて休暇に入りました。

 

仕事初めがまさかの展開

年末年始に両親が遊びに来ていたので充実した日を過ごしていましたが、3日から仕事も学校も開始のため心を切り替えました。が!

「ちょっと材料(木材)の仕入れが遅れてるからまた連絡するね」と言われ・・・・・

そのまま2週間、一か月が経ち、何度か催促したところ

「ごめん!別の人雇ったんで!じゃ、元気で!ありがとう!」

・・・はい~…?父ちゃん、突然のクビ宣告されました👿

 

気持ちが追い付かないまま再度仕事探し

異国の地で初めて仕事を獲得して、たどたどしい英語なりに一生懸命やってきたのに突然のクビ宣告。人間不信になるぞ、心折れるぞマジで。

といってももう仕方ないし、貯金切り崩し生活脱出するにはなんとかまだ仕事を見つけなきゃ…

できるもんなら私も働きたいけど、2歳ムスメは今自宅保育中。デイケアという保育園に入れたいけどなんと1日10000円超え!(学生ビザでの滞在のため、国や会社からの補助はない)保育園に入れて働いたところでトントンまたはヘタすりゃ赤字…。

父ちゃんは午後は学校で午前中は空くけど、父ちゃんの目標はこの地で仕事をすること。だから父ちゃんがいる午前中に私が働くというのはちょっと違う。

ということで空いた午前中を利用して父ちゃんは英語の勉強しつつ再度仕事探しです。

 

SEEKやIndeedの使い方はわかっているのでとにかく応募ボタンをポチポチ。それ以外でもインスタしている企業にDMしてみたり。

 

1週間応募し続けるも音沙汰ないので諦めかけてたそのとき・・・!1社から連絡が!たまたま授業中で電話に出れなくて「あとで折り返します」とテキストメッセージを送ったところそのままメッセージのやりとりが!(電話じゃなかったのが幸運だった)さっそく翌日面接の機会をゲットしたのでした!

 

面接の結果はなんと!

面接の場では今までの仕事の話をし、学校もあるので昼までしか働けないと再度伝えると一瞬ちょっと難しそうな顔をした面接官…こりゃちょっと微妙だな…と感じた父ちゃん。

が!なんと!採用されました!

英語まだまだ、昼までしか働けないという超悪条件の父ちゃんが!

やはり技術を買ってくれたんだなと実感します。大工歴5年以上が条件の求人だったので即戦力を求めてたんだと思います。

いやーとにかくありがたい!さっそく翌週から勤務開始!

前の会社と違ってある程度説明を受けたらすぐに一人で作業。「あとはよろしく!」と任せてくれるので気が楽だそうです。相方となる人は10個も年下の若者だけどとてもシッカリしてて仕事熱心。でも仲間とガッハッハ!と笑いながら作業してて「みんな楽しそうだな~」と。

オーストラリアではどこの職人も音楽を大音量でかけて楽しそうに仕事してるそう。もちろん上下関係なんてほぼなく、外国人だから、英語できないから雑用から…ってのものない。金曜日は「ストレスないようにやろうぜ!だって今日は金曜だからさ♪」なんて。金曜日は昼過ぎにはもう仕事を切り上げて帰っちゃうし(笑)どこまで自分・家族ファーストなんだこの国は!

 

「スキルあり」が強い!?オーストラリア

今回実感したこと。多くの会社は年齢や性別、バックグラウンドなんて気にしていないってこと。スキルある人は強いんだなと思いました。

でももちろん英語ができないとコミュニケーションが取れないから英語力は必要、大前提。英語が話せて初めてスタートラインに立って職探しができると思います。

 

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